2017年5月22日  北海道大学入試改革フォーラム2017に参加してきました

2017年5月22日(月)13時~17時に北海道大学学術交流会館3階講堂で行われた、北海道大学入試改革フォーラム2017「高校・大学・社会をつなぐ大学入試を目指して」に参加してきました。

プログラムは、高校・大学・社会(企業)のそれぞれの視点から大学入試や大学で育む力について語る、というもの。

 

小林浩治氏による基調講演「"企業が求めるグローバル人材"自立化・実践力」では、スティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』が紹介されました。 そこでは人間の成長過程を、「依存」から「自立」、その先にある「自立共生」までの段階で示し、7つの習慣は成長を支えるものであるとしています。

 

本学のAP事業で現在作成中の共用ルーブリック*では、到達レベルの最終段階を個人で完結させるのではなく、他者を巻き込むことができる(7つの習慣で言う「自立共生」)段階として設定しています。 「社会が求めるもの」と、現在本学AP事業での取り組みで描いている学生の成長モデルの方向は同一であることを確認し、今後も大学と社会を接続する一貫した施策として推進していきたいと思いました。

 

*ルーブリック

学習や力の到達度合を評価するための表。目標や評価の共通認識を持つことを助けるといわれている。